macaron's diary

41歳☆2人目妊活の記録

不妊検査⑥卵管通水検査/オリエンテーション

こんにちは!マカロンです。


不妊の基本検査については、既にひと通り終了しています。

しばらくは振り返りの記事になります。



【不妊検査5回目】

2024年4月16日(12周期目 D9)

①卵管通水検査

②オリエンテーション


・・・

 

『①卵管通水検査』

子宮口から細い管(カテーテル)を通して検査薬を流し、卵管の通過性を調べる検査で、薬剤を注入して卵管から腹腔内に薬剤が広がる様子を超音波で確認します。

卵管が狭窄していたり閉塞していたりすると、不妊の原因や子宮外妊娠の原因になります。

検査時期は月経終了から排卵日前までの期間で、私はD9で検査をしました。

この検査で分かることは、卵管の通り・卵管留水腫・子宮内の状態(内膜ポリープ・子宮筋腫・子宮の変形や奇形など)・卵管や子宮周囲の癒着の可能性などです。

検査後は出血や薬剤が出てきてしまうので、ナプキンを持って来るよう言われました。

また、検査の注意点として、「月経開始から検査が終了するまでは避妊すること」「出血がなくなるまで性交渉禁止」「検査当日はシャワーのみ」「検査直前の食事はしない」「検査前にトイレを済ませること」と説明されました。


そして、いよいよ検査開始です。

内診台に乗り、まずは内診検査で卵胞の確認をし、その後すぐに卵管通水検査を行いました。


院長「カテーテルを入れていきますね」


カテーテルを挿入しているようでしたが、入れてる感覚はなく、痛みもありませんでした。


院長「水を流していきます。少し痛いかもしれません。本当に痛かったら言ってください」


看護師さんも「気分は悪くないですか?」と何度も声掛けをしてくれました。

卵管に水が流れている様子がモニターを見て分かりました。

子宮に少し鈍い痛みはありましたが、「こんなものか」という程度で、鈍感で普段から痛みには強いから我慢できてしまうし、「もともと生理痛とは無縁だからかな?」と思ったりもしました。

院長先生に「痛いですよね?」と聞かれたけどよく分からなくて、「ん~、どうだろう?」と思いながら、「少し痛みがある」ということを伝えました。

検査後、当日の夜から3回分の抗生物質を処方されました。



【検査結果】

①卵胞チェック

もうすぐ排卵するとのことで、タイミングを取るなら明日から3日間連続で行った方がいいと指導していただきました。

院長「前周期は26日周期で短かったので、今周期もその可能性はあります。年齢が上がると周期は短くなってきます」と言われました。


②卵管通水検査

検査の結果、卵管が少し狭いとのことです。


院長「卵管は通っているけど少し狭いです。鈍い痛みが少しあるのは、卵管が狭かったり詰まってたりするからで、何も異常がなければ抵抗がないので痛みは感じないはずです。まだ断定はできないけど、左の卵管が子宮にくっついてるかも」と説明されました。


また、検査中にエコー写真をたくさん撮っていて、それは子宮内のポリープの写真で、私のお腹にはポリープがいくつかありました。


院長「ポリープができているということは、子宮が炎症を起こしている可能性があります」

オプションの検査である、子宮鏡検査とCD138検査をおすすめされました。

子宮鏡検査で子宮内の状態を確認し、その際にポリープを切除するそうです。

また、CD138検査は慢性子宮内膜炎の検査で、子宮が炎症を起こしていないかを調べます。


院長「子宮鏡検査とCD138検査で炎症を起こしているかの検査をして、同時にポリープ切除の手術をした方がいいです。また、ポリープが悪いものかどうかの検査もした方がいいです」とのことでした。


一度、子宮内をきれいにしてから治療を開始した方がいいそうです。

子宮と卵管に問題がありそうとのことで、「何もしない状態での自然妊娠は難しい」と言われました。


年齢が41歳6か月(4月当時)であることから、とにかく時間がない。

保険が適用される年齢のうちに早めに体外受精をした方がいい。


院長先生に説明されましたが、うちは体外受精は考えていないことをお伝えしました。



『②オリエンテーション』

基本的な不妊検査は全て終了し、現段階での状態の確認と今後のことについて個別面談を行いました。

オリエンテーションには夫婦で参加し、担当していただいた先生は女性医師の方でした。

全ての基本検査を終え、なかなか妊娠に至らない理由を説明していただきました。


①夫の精液検査には問題はない

②妊娠しない理由は妻側であること

「卵管が狭い」(卵管因子)
「子宮内膜ポリープ」(子宮因子)
「ホルモンバランスが悪い」
「年齢」


これ!というはっきりした原因は分かりませんでしたが、どう考えても一番大きな理由は年齢だと思います。


「卵管が少し狭いこと、子宮内膜にポリープがあること、年齢のことを総合して考えた結果、体外受精が妊娠するための近道」とのこと。


体外受精までは考えていない我が家...正確に言えば、夫が不妊治療にはそもそも前向きではありません。

タイミング法、人工授精までを軸に治療を始めることになりました。

黄体ホルモンの数値が低いので、薬で助けるお手伝いは可能であること、人工授精の場合は排卵誘発剤を使って排卵を促すとのことです。(排卵誘発剤の量は双子のリスクを避けるため、卵胞が1個成長できる分のみ)

ちなみに1周期あたりの妊娠率は、「人工授精なしの場合6.0%」「人工授精ありの場合10.3%」ですが、私の場合は年齢的に確率はもっと低いとのことです。


保険適用の治療に入った時のための書類の署名を行いました。

タイミング法と人工授精用の「一般不妊治療」のみ署名を行いました。

体外受精用の書類には署名はしなかったので、何度も「本当にいいですか?」「本当に大丈夫ですか?」と確認されました。


・・・


これで不妊の基本検査は全て終了しました。

「体外受精はしない」と約束をして不妊検査を始めたので、なんとか人工授精までには授かってほしい!と願っています。

12年振りの妊活で、息子は小学6年生です。

「お金はできるだけ息子のために使いたい」という夫婦共通の願いがあるので、私も体外受精はしないことに納得しています。

人工授精は私の年齢ではほぼ意味がないかもしれませんが...

まずは院長先生におすすめされた子宮鏡検査とCD138検査を受けることを検討中です。



【お会計】
卵管通水検査
¥4,103-