こんにちは!マカロンです。
不妊の基本検査については、既にひと通り終了しています。
しばらくは振り返りの記事になります。
【不妊検査4回目】
2024年4月9日(12周期目 D2)
11周期目も妊娠には至らず生理がきてしまったので、引き続き不妊の検査を進めていくことになりました。
検査結果はいずれも後日受け取りました。
①卵胞期のホルモン検査
②AMH(抗ミュラー管ホルモン検査)
③感染症検査
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『①卵胞期のホルモン検査』
卵胞期のホルモン状態をみるため、生理2日目に血液検査の採血を行いました。
性腺刺激ホルモン(LH・FSH・PRL・E2)の値を調べる血液検査です。
卵巣の機能は脳の下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンによりコントロールされており、性腺刺激ホルモンの分泌に異常があると、卵巣の機能が低下し排卵しにくくなったり、無排卵になったりする可能性があります。
LH(黄体化ホルモン)は排卵を促すホルモンであり、LH値の上昇(LHサージ)がみられると、排卵日が近いことを予測します。
FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵巣に作用して卵胞の発育を促すホルモンであり、FSH値により卵巣がどのくらい排卵能力を持っているか卵巣機能をみる指標となります。
PRL:プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)は乳汁を分泌させる働きをし、妊娠してない時にPRL値が高くなると、月経不順や排卵障害の原因になります。
E2:エストロゲン(卵胞ホルモン)は卵胞期の子宮内膜を厚くするとともに、排卵前に子宮頸管粘液量を増加させる働きをし、E2値により卵胞の発育状態を予測します。
【検査結果】
備忘録日記のため、それぞれの機能についての説明も記録しているので長くなってしまいましたが...
院長先生の「タイミングはバッチリ!」というお墨付きも虚しく、11周期目もあっさりリセットとなりました。
「もう妊娠は無理かも」「毎周期かすりもしない」と落ち込む中、生理中にクリニックを受診し、採血をしました。
LH 4.4mIU/mL
FSH 6.4mIU/mL
E2 30pg/mL
PRL 13.80ng/mL
【先生からの説明】
40代という年齢になると、FSH(卵胞刺激ホルモン)が「頑張れ頑張れ」とたくさん働きかけないと卵胞が育たず機能しなくなっていき、FSHの数値が高くなるとやがて閉経となる。
そこまでFSHの数値が高いわけではないけど、LH(黄体化ホルモン)とのバランスが悪い。(FSH:LHが2:1もしくは3:1になるのが理想)
20歳の子のホルモンに「頑張れ」と言えばすぐに反応してくれるけど、年齢が上がるとなかなか反応してくれなくなる。
説明を聞き、妊娠は年齢だけの問題ではないけど、やはり年齢も大事なんだと感じました。
『②AMH(抗ミュラー管ホルモン検査)』
卵巣の予備能を推定するための血液検査です。
AMHとは卵巣の中にあるこれから育っていく卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンで、卵胞数は年齢とともに減少し、AMH値も加齢とともに低くなる傾向にあります。
【検査結果】
AMH(抗ミュラー管ホルモン) 1.62ng/mL
測定値2ng/mLを切っているので、年齢による低下とのことです。
数値も40代前半では年齢相応です。
『感染症検査』
HIV・梅毒、B型肝炎・C型肝炎の感染症検査は全て異常なしでした。
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年齢を痛感する検査結果ばかりで落ち込みましたが、こればかりはどうしようもないことなので、できることをしていこうと思います。
次回の検査は、卵管通水検査を行います。
不妊の基本検査は、次回の卵管通水検査で全て終了します。
その後、全ての検査結果をみて今後どのように治療していくのか、オリエンテーション(個別面談)を行います。
【お会計】
卵胞期ホルモン検査
AMH(抗ミュラー管ホルモン検査)
感染症検査
合計 ¥21,538-